食材に厳しいリンガーハットの米濱会長も認めた、緑工房の純国産きくらげ。乾燥きくらげは100g入り1500円(税込)から販売中です(2024年4月現在)。海外産とは全く味も食感も違う純国産のきくらげ、この機会にぜひみなさんにも召し上がっていただきたいです。
2019年6月23日「坂上&指原のつぶれない店」で紹介された長崎ちゃんぽんリンガーハット。ラーメンが好きな方なら召し上がったこともあるのではないでしょうか?
野菜たっぷりちゃんぽんで女性に大人気のリンガーハット。今やグループ会社を含め国内外に800店以上を展開するほどの大きな企業ですが、実はかつて2000年代前半から後半にかけて苦しい時代を経験し、それを乗り越えてきた企業なのです。
ではどうやって苦しい時代を乗り越えてきたのでしょう?
リンガーハットは「100%国産野菜」がウリ
リンガーハットグループのメニューに使われている野菜はすべて国産野菜なのはご存知ですか?
リンガーハットグループで100%国産野菜を使うようになったきっかけは、リンガーハットの米濵和英会長兼CEOが、2006年から2年間”日本フードサービス協会”の会長をされていた際、各地の野菜を試食し、その美味しさに魅せられたのがはじまりなのです。
その後自らの会社で「日本の野菜を食べるプロジェクト」を発足させ、グループ全店で使用する野菜をすべて国産に切り替えるという大きな決断をしました。
原価は当然高くなりますが、すべて生い立ちがはっきりとした食材だけを使う「健康、安全、安心」を進め、それがお客様に受け入れられ、見事増収に転換していったのです。
なかなか国産化できなかったのが「きくらげ」
国産食材にこだわったリンガーハットですが、「日本の野菜を食べるプロジェクト」開始当初は国産のきくらげの自給率はたったの1%!国産きくらげの安定確保はとても難しく、当時はやむなく使用食材から外していました。
しかし鳥取県をはじめとした日本各地のきくらげ産地の協力を得て、2015年からリンガーハットのちゃんぽんには「国産のきくらげ」が使われるようになったのです。
鳥取県では徹底した品質管理の木耳を生産しています!
緑工房の純国産きくらげは、「鳥取県産キクラゲ」として、全国のリンガーハット店舗で使用されています。
鳥取県智頭町富沢地区では、廃校となった旧富沢小学校の校舎を活用して栽培施設「キクラゲハウス」を2017年に設立。地域の産業を活性化しようと、きくらげ栽培に取り組みはじめ、リンガーハットとの取引が始まったとのこと。
リンガーハットの基準はとても厳しく、丁寧にひとつずつ手作業で石突きを切り落とし、傷のついたものは選別して出荷しています。歯ごたえにこだわるリンガーハットでは、キクラゲは切り刻まずに丸のままで使うため、傷がつかないように、慎重に作業を行います。
実は、こちらの旧富沢小学校のキクラゲハウスで生産されているキクラゲは、純国産きくらげの緑工房で作られた菌床(きくらげの培地)を使って育てられたものなんです。緑工房では、自社でのきくらげの生産と販売はもちろん、鳥取県内の多くのキクラゲ農家さんに向けて、きくらげ栽培の技術や菌床のご提供もさせていただいています。
鳥取県出身リンガーハットの米濱会長と鳥取県産のきくらげ
リンガーハットの創業者・米濱会長は、実は鳥取県の出身。
「日本の食料自給率は世界のなかでも最低レベル。多くの人に国産品を食べてもらうために外食産業が果たすべき役割は、世界に通用するすばらしい野菜を使って自給率を上げること」という日本の食に関して熱い想いを持った方です。
食材に厳しいリンガーハットの米濱会長も認めた、緑工房の純国産きくらげ。
この機会にみなさまどうぞお試しください。
そんな緑工房の純国産きくらげ、実はおうちでも育てることができるんですよ!
きくらげの赤ちゃん芽のついた「菌床(きんしょう)」で育てるきくらげ栽培キットでは、 ぷりぷりこりこりの歯ごたえが特徴的なきくらげがにょきにょき生えてきます。収穫したきくらげは、実際にお料理に入れて食べていただけますよ〜。
にょきにょき育てて収穫した新鮮でとれたてのきくらげ、みなさんもぜひ食べてみてください!
鳥取県で国産きくらげを販売する緑工房のネット店長。
日々、全国のお客様からのきくらげ栽培のお悩みにお答えしています。